松本レディースIVFクリニックで 人工授精・体外受精・胚移植によるご加療を行われる方へ
松本レディースIVFクリニックでは、人工授精、体外受精データを使用した、妊娠・流産・出産への寄与因子同定を
目指す研究を行います。
研究課題名
人工授精、体外受精データを使用した統計解析による妊娠、流産、出産への寄与因子に対する解析
研究機関名および本機関の研究責任者氏名
この研究が行われる研究機関と研究責任者は次に示すとおりです。
研究責任者 松本レディースIVFクリニック 培養士 齋藤 雅人
分担研究者 松本レディースIVFクリニック 理事長 松本 玲央奈
松本レディースIVFクリニック 院長 原口 広史
松本レディースIVFクリニック 副院長 田中 智基
松本レディースIVFクリニック 名誉院長 松本 和紀
研究期間
2022年8月22日~2026年12月31日
対象となる方
松本レディースIVFクリニックで2012年1月1日~2025年12月31日に人工授精・体外受精・胚移植をうけられた患者さんの年齢、胚移植時の情報、不妊症に関する検査データなどの医学的情報を抽出します。匿名化処理により個人情報の削除を行った上で、院内に設置するデータベースに保存し、データの解析を行います。既に保存されている既存の電子データを解析するものですので、本研究の実施に伴って患者さんに新たに何らかの調査を行うものではありません。また、研究の結果が、患者さんの診療に影響を及ぼすこともありません。
研究の目的
人工授精、体外受精における妊娠・流産・出産に至る寄与因子については様々な議論があり、より明確な統計的な指標が必要とされています。本研究では移植の結果及び、背景から多変量解析を使用し妊娠結果の寄与因子同定を目指しています。
研究の方法
人工授精、体外受精データを使用した多変量解析を使用することで妊娠寄与因子同定を目指します。データは松本レディースIVFクリニック内の電子カルテ内に保管されているものを使用します。各患者情報を匿名化した上で、上記所見をExcelデータからなるデータベースに保存します。
匿名化したデータベースを使用し、多変量解析を行う事で寄与因子同定の検討を行います。
個人情報の保護
個人情報の保護等の倫理面に関しては文部科学省・厚生労働省・経済産業省が定める「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に準拠します。本研究は画像や診療データに含まれる個人情報を削除し、代わりに新しく符号をつけ、どなたのものかわからないようにします(このことを匿名化といいます)。匿名化した上で、パスワードロックをかけたコンピュータ上でデータベースを構築します。データベース構築の作業中は、松本レディースIVFクリニック内の鍵のついた部屋にコンピュータは保管されます。院内の情報システム上で厳重なセキュリティ管理下でデータを取り扱いますので、情報漏えいのリスクは極めて低いものと考えられます。
研究成果は、学会発表、学術論文、研究報告書を通じて公表することを予定していますが、個人情報が公開されることはありません。本研究では、患者さん個人に結果を説明することはいたしません。
収集したデータは厳重な管理の元、研究終了後5年間保存されます。保管期間終了後には破棄します。
この研究に関してご自身の資料を使用されたくない場合は、以下にお申し出下さい。その場合には、該当する資料を研究対象データから削除いたします。また、そのような場合においても、将来にわたって診療において不利益を被ることはございません。
研究への不参加について
この研究に関してご自身の資料を使用されたくない場合は、以下にお申し出下さい。その場合には、該当する資料を研究対象データから削除いたします。また、そのような場合においても、将来にわたって診療において不利益を被ることはございません。
その他
本研究に参加し資料を使用される患者さんに対して特に謝礼等はございません。また本研究に関して、開示すべき利益相反関係はありません。本研究の成果物として発生する知的財産権は全て松本レディースIVFクリニックに所属し、患者さん個人に所属することはございません。
問い合わせ先
<松本レディースIVFクリニック>
松本レディースIVFクリニック 培養士 齋藤 雅人
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目13−6 ロクマルゲート池袋 IKEBUKURO5F-6F
TEL:03-5958-5633