ここでは人工受精のスケジュールなどについて詳しくご説明していきます。
仕事をしながら受診される方などは実際にどの程度通院の負担がかかるのか不安な方も多いのではないでしょうか
実際のスケジュールなどが伝わればと思います。
池袋駅 東口から 徒歩3分
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松本IVFレディースクリニックは、
最新のテクノロジーを駆使し、
短期での妊娠成立を目指す、
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妊活を提供します。
目次
人工授精(AIH)とはどういうものか?
人工授精(AIH)と聞くと、自然ではない印象を受ける方もいらっしゃるかもしれませんが、(持参いただいた)精子を子宮の中に注入するという、人工的な操作は少ない治療です。
人の手を介するのは精子が子宮に入るところまでで、受精から妊娠までの過程は自然妊娠と同じです。
詳しくは人工受精のページもご参照ください。
人工授精が向いている人・向いていない人
人工授精を行うケース・対象となる方
意外に思われる方も多いかと思いますが、タイミング療法とほぼ同じになります。
年齢など様々な条件を考慮するべきではありますが、不妊期間が短い方で、不妊検査の結果に特に大きな異常がない方、が対象になります。
精液所見がやや悪い場合や、性交障害(セックスレス、勃起障害など)がある方などは、よい適応といえます。
精子所見が平均値よりも大幅に下回る場合には、人工授精でも難しい可能性があります。ご相談いただければと思います。
月経周期が長く、自然の排卵が期待しにくい場合は、排卵誘発剤を併用して卵胞発育を促すこともあります。しかし、なかなか排卵調節がうまくいかない場合には、体外受精などへのステップアップをお勧めします。
人工授精の受診日の目安・タイミング
次のスケジュールでも詳しく説明させていただきます
まずは排卵前に排卵の2-3日前 排卵日の予測と人工授精(AIH)施行日を決めるための受診が必要になります。
月経周期が規則的で28日程度の方であれば、おおよそ月経周期の11-13日目(生理の始まりから11-13日目)にご来院いただくことになるかと思います。
超音波検査の結果、人工受精の施行日が決まれば、精子をご持参いただき、人工受精を行うことになります。
人工授精のスケジュールと流れ
排卵の2-3日前 排卵日の予測と人工授精(AIH)施行日の決定
排卵予想日より少し前を目途に超音波検査を行い、卵胞の大きさをみます。 高温期は約14日程度で終了しますので、月経周期が規則的で28日程度の方であれば、おおよそ月経周期の14日目(生理の始まりから14日目)が排卵日予想になります。
卵胞径が18~22mm程度になると排卵されるので、あと何日で排卵するかを予測しながらみていきます。
必要に応じて2回目、3回目の超音波検査が必要になる場合もあります。
必要に応じて、排卵を誘導するHCGの注射を行うことがあります。
人工受精(AIH)当日 精液採取(採精)
自宅で専用容器に採取してご持参ください。
精子の処理を行い人工受精の処置を行わせていただきます。
妊娠判定
人工受精後3週間過ぎても生理がこない場合は自宅で妊娠判定を行ってください
陽性が出た場合には1週間以内にご来院ください
人工授精の妊娠確率
年齢や精液所見により妊娠率は変わります。
性交障害(セックスレス、勃起障害など)のため不妊となっているかたなどは、精子が送り込まれることですんなりと妊娠という結果がでるケースがありますが、その他の不妊理由がある場合などは結果が出にくいです。
人工受精の目安は3回程度、多くても6回程度までをお勧めします。
人工授精にかかる費用
人工受精にかかる費用は、通院や検査の回数、薬処方の有無などが異なるため一概にはいえません。
保険適用であれば、1回の処置代は5,460円です(その他超音波検査などの検査代、薬剤の費用がかかります)。
排卵の2-3日前 排卵日の予測と人工授精(AIH)施行日の決定
再診料+抗菌薬処方+超音波検査 保険適用の自己負担2,010円
必要に応じてHCG注射 保険適用の自己負担390円
人工受精(AIH)当日 精液採取(採精)
再診料+人工受精処置料 保険適用の自己負担5,680円
その他排卵誘発剤が必要な方などは再診料、薬剤代がかかる場合があります。
人工授精に副作用やリスクはある?
合併症として代表的なものとしては、「感染」があります。
人工受精を行うことにより、菌が子宮内や腹腔内に入り込み、感染を起こすことがあります。感染予防のために抗菌薬を内服していただきます。
感染が起きてしまうと、発熱やひどい腹痛を起こし、重症例では入院を要することがあります。
抗菌薬で予防を行っても感染のリスクは0にすることはできません。
人工授精・不妊治療のお悩みは松本レディースIVFクリニック
当クリニックは、「赤ちゃんが欲しいのになかなかできない」と悩んでいらっしゃる方のための不妊治療専門クリニックです。
妊娠しにくい方を対象に、不妊原因の探索、妊娠に向けてのアドバイス・治療を行います。
1999年に開業し、これまで、不妊で悩んでいた多くの方々が妊娠し、お母様になられています。
当院の特徴につきましてはこちらをご参照ください
https://www.matsumoto-ladies.com/about-us/our-feature/
まとめ
今回は人工受精のスケジュールについてご説明させていただきました。実際に治療を継続できるかどうかはお仕事との兼ね合いもあり、重要な部分かと思います。
皆様のご参考になれば幸いです。